フィロデンドロン・セロウム

フィロデンドロン・セロウム（Philodendron selloum)
サトイモ科　フィロデンドロン属
南アメリカ原産の大型草本。
基本的には直立性だが、大木に寄りかかって登攀する性質も持つようだ。
和名はヒトデカズラ。

クワズイモと併せてサトイモ科の基本のような存在。
あまりにもメジャーな種類なんで、ハンッて感じだったんだけど・・
買っちゃった。やっぱ魅力的なんだよなぁこの姿は。
セロウムに似た種類は結構多いみたい。ウンドゥラツム(Philodendron undulatum)とか、スペキオスム(Philodendron speciosum)とセロウムとの交配種のエヴァンシー(Philodendron ×"Evansii")とか。
東山植物園の水生温室に行くといくつかあります。
この手の種類は他の木に気根を絡めて伸びる様がおもしろいので、鉢植えでも太めのヘゴ棒なんかを近くに挿しておくと、良い感じになるかもしれない。
恐ろしく成長が遅いから根気が必要になりそうだが。（昔もうちにいた）
基本的に一枚の葉に対して一本の気根を出してくるような気がする。ウェンド-インベもそうなんだけど、フィロデンドロン属の特徴の一つなのだろうか。
耐寒温度は５℃というのが一般的で、樹液には独特のイヤな臭いがある。
(2006.01.11記)

2006年1月10日、植木商店街にて450円で購入。その日に植え替え。